4/吉日
 三協特殊無線さんより “STオリジナルブランド”にて
新製品の《HIGH LEVEL INTERCOM DF-1011》SiX:sense
(シックス:センス)が販売されましたと聞き、
まずホームページに載っている製品を拝見したところ、
”プラスチック製の軽量BOX そして一箇所からしか外部コードの束
が出ていないのでスッキリ収まりそう。早く見てみたい!”
という事で、早速秋葉原にある本社・秋葉原ショップに向かいました。
 現在使用している 《KTEL DF808Uタンデムアンプ》との対比では
大きさはやや小ぶりになって角がとれた形状ですが、
以前のKTEL DF808Uは4回路 それも片側から 2箇所ずつの計4回路。 
接続ケーブルも金具6ピンプラグ・DINジャック付ケーブルなので
左右で出っ張ってちょっと収納場所に工夫が必要でした。

《HIGH LEVEL INTERCOM DF-1011》SiX:sense(シックス:センス)は
2回路増えて 6回路と言うこと無し。
比べれば 外部コードの6本の束がまとめて一箇所から出ている
メリットは大いに設置収納方法にも貢献します
使用するケーブルも 市販のオーディオケーブル
と同じピンジャックがそのまま使えて楽々配線です。

私の使用バイクは BMW R1150RT 04'、
《KTEL DF808Uタンデムアンプ》の使用期間は 約2年程です。
《KTEL DF808U》の使い方は、ドライバー、パッセンジヤー、NAVI、無線。
しいて 不満というのはなかったのですが・・・
 いえいえ 携帯電話も繋がれば インカムで BGMも聞きたいし
レーダー探知機の音声だって聞きたい!!
キリがありません・・・


そこで HIGH LEVEL INTERCOM DF-1011》SiX:sense(シックス:センス)登場
まず 名前が気に入ってしまいました。
ます好きな映画の‘シックス:センス’がでて、
後は第六感、とかいろいろ。
でもやはりGood senseな設計という事でしょうか。

KTEL製品を長年サポートされてきた三協特殊無線の
know-howが今回の設計に生かされていると聞きました。
配線をまとめて一箇所から出すことでの工夫、苦労、
 プラスチック製の軽量BOXによる 熱、ノイズ
シールド対策等 機能を増やして小型化する中に
はいろいろな技術が凝縮されているようです
“STオリジナルブランド”として出される集大成が、
 SiX:sense(シックス:センス)というネーミング
に現れていると感じます。

さて 藤井店長さん、スタッフの清水さんのお陰で
《KTEL DF808Uタンデムアンプ》から
《HIGH LEVEL INTERCOM DF-1011》SiX:sense(シックス:センス)
への移行換装が進みます
今までの二人分のヘッドセット間ケーブルは無駄なく
そのまま使えてお得(!!)  
無線機、NAVI間等のケーブルは 前述のように一般にある
オーディオケーブルがそのまま使えてこれまた更にお得(!!)  
追加ケーブルに頭を悩ますことは無いようです。

後は 実際に 無線通話チェックをします。
タンデム状態での 無線通話 そして オーディオ
(iPOD等)をプラグインした状態での通話チェック。
全てクリアに聞こえます。
(但し 私のHDディスク仕様のNAVIは 音
声ラインはアンプ経由を外しました)

このオーディオプラグイン状態の時にGoodな
仕掛けがありました。
BGMを聞いているときに無線が入ると スッとBGMの
音が絞られて(消音モードになる) 相手の音声が
BGMに邪魔されずにクリアで自然な通話が聞こえるのです。

こちらからの応答時は 又 元の様にBGMが聞こえてくるのですが、
相手には聞こえないようです。
パッセンジヤーも会話に参加できるので 3人で
楽しめるという仕掛けです。
これもGood senseですね。

単四電池4本で2日間ぐらい使用でき 気軽にタンクバッグに
ポンと入れてタンデムランからマスツーリング等、
BGM聞きながら 無線通信で いろいろ会話が
弾み楽しいツーリングができそうです。

三協特殊無線さんからの帰り、藤井店長さんとの
無線での通話が本当にクリアなことにビックリ。
そして家内とも 携帯電話で会話しましたが、
全然雑音も無くヘルメットの中で話してるとは思えないぐらい
静かだと言ってます。
 これも《HIGH LEVEL INTERCOM DF-1011》SiX:sense(シックス:センス)の
性能の良さが発揮できている証拠だと思います。

私の BMW R1150RT は幸いなことに リアシート後方に
 3点セットがもれなく収容できるスペースがあります。
タンデムアンプ、ハンディー無線機、ETC本体
何とか他にも小物が入ってますが、
今回の 《HIGH LEVEL INTERCOM DF-1011》SiX:sense(シックス:センス)を
装着したおかげで スペースに余裕ができました。
今度は 無線機をハンディー機から 本体とコントロールパネルが
分離できるMOBILEタイプにグレードUPしようかといろいろと
構想しています。

 今度は高速走行でのチェックをして この良さを
皆さんにも紹介していきたいと思います。

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おまけ記事
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KTELユーザーとしては 20数年前の707型タンデムアンプ《KT202》に始まります。
当時はドキドキしながらヘルメットに穴を開け、
手書きの配線図を見ながら 慣れないハンダ付けで
内臓スピーカー&ボリュームを装着しました

実際に走ってみて 風切音のないクリアなパッセンジャーとの会話ができ
当時流行っていたウォークマンからのBGMも聞こえて
長年の夢(高校生からの)が実現して感動した瞬間でした
(なんせラジカセをリヤシートにくくりつけて聞いていたぐらいですから)

現在は簡単に取り付けKITがあり 今までの4回路から今回の
《HIGH LEVEL INTERCOM DF-1011》SiX:sense(シックス:センス)で
6回路へ増えて 何を繋ごうか迷うぐらいです。

以前の接続

今回の接続